CASES 症例紹介
ここでは特徴的な症例について、一部をご紹介いたします。
※手術の写真を掲載しておりますので、苦手な方はご注意ください。
小滝橋動物病院グループ全体の外科症例件数については、>こちらをご参照ください。
一般外科症例

腹腔鏡下避妊手術

目次




腹腔鏡手術とは
皆さんは腹腔鏡手術をご存知でしょうか?通常の手術といえば、お腹の真ん中を切って手術を行う風景を想像すると思います。
それに対して、腹腔鏡手術はお腹に2-3箇所小さな穴を開けて行う手術です。炭酸ガスを吹き込み、風船のようにお腹の中を膨らませ、カメラのスコープや器具をいれモニターを見ながら手術を行います。




腹腔鏡のメリット
• カメラのスコープで近距離から内臓の様子を観察できるため、肉眼による手術よりも精密な手術を行うことができる。
• 1cmくらいの傷が2-3箇所程度と傷が小さく、また痛みも少ないので体に対する負担が少ない。
• 早期に退院が目指せる。当院では避妊手術の場合は2日間の入院が必要ですが、腹腔鏡での手術の場合当日退院可能。
• 他の臓器をかき分けたりする必要がないため、術後の癒着や炎症が少なく、食欲等にも影響が少ない。
手術中のモニター映像



腹腔鏡下避妊手術

避妊手術の希望で来院され、早期退院および術中術後の疼痛緩和の希望があっため腹腔鏡下での避妊手術を実施しました。 傷は写真のように3つの小さな傷に留まり(青線は開腹の場合に予想される傷口)、また術後痛そうな様子もなく当日に元気に帰って行きました。次の日からしっかりご飯も食べられたそうです。 

避妊手術は将来の子宮蓄膿症や乳腺腫瘍といった大きな病気を防ぐためには不可欠です。しかし、予防医療として一般的に行われている避妊手術も、その他の開腹手術と同様にお腹を大きく開けていることには変わりありません。なるべく負担や痛みを減らす目的において腹腔鏡手術は最適ですので、もしご興味があればお気軽に当院までお越しください。

術後の傷口
中野区の江古田の森ペットクリニック
執筆担当:獣医師 茂木 遼介