CASES 症例紹介
ここでは特徴的な症例について、一部をご紹介いたします。
※手術の写真を掲載しておりますので、苦手な方はご注意ください。
小滝橋動物病院グループ全体の外科症例件数については、>こちらをご参照ください。

ペットと人を守るために 〜SFTS(重症熱性血小板減少症候群)の基礎知識〜

目次




SFTS(重症熱性血小板減少症候群)について
近年、日本各地で「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」というウイルス感染症の報告が増えており、特に春から秋にかけて注意が必要な感染症です。

このウイルスは主にマダニによって媒介され、まれにペットを介して人に感染することがある人獣共通感染症です。
特に猫や犬などの動物が感染していた場合、咬傷や、よだれ・血液への接触を通じて、飼い主様や動物病院スタッフが感染した例も報告されています。

もともとは九州を中心とした西日本で多く発生していた感染症ですが、近年の温暖化の影響により、千葉県や茨城県など関東地方でも確認されるようになっています。



SFTSとは
• ウイルスによる感染症で、発熱・食欲不振・下痢・出血傾向などの症状を引き起こします。
• 犬や猫は無症状のこともありますが、重症化することもあります。特に猫は発症が急速で、死亡率は60%に達するという報告もあります。
• 人も感染すると、まれに重症化し命に関わることがあります。
SFTS感染経路 (緑書房 CAP2021 10 NO.388 P.9引用)



飼い主様に気をつけていただきたいこと
・ マダニ予防を徹底しましょう。
   → スポットタイプ の動物用の予防薬があります。
・  野外でペットと接したあとは、必ず手洗い・うがいを。
・ 具合の悪い動物の体液(血液・よだれなど)には素手で触れないようにしましょう。
・ 野良猫や野生動物との不用意な接触は避けましょう。



当院での対応について
当院では、SFTSの疑いがある動物については、スタッフが防護具を着用した上で慎重に診察を行っています。
また、飼い主様にも必要に応じて手袋やマスクの着用をお願いする場合がございます。ご理解とご協力をお願いいたします。

SFTSは、正しい知識と予防によって多くのリスクを防ぐことができます。
人への感染リスクもあるため、ペットの予防はご家族全体の健康を守ることにもつながります。

「うちの子は大丈夫かな?」と気になる方は、ぜひお気軽に当院までご相談ください。 皆さまが安心してペットと暮らせるよう、私たちが全力でサポートいたします。
執筆担当:獣医師 茂木
東京都中野区江古田4-37-4 TEL:03-5942-5855
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