コアワクチンに分類されるものは致死率の非常に高い感染症ですが、ワクチンの普及により世界的に減少傾向になり、日本においても臨床の現場で遭遇することはまれです。
それに対しワクチンの副作用は多く報告されています。
さらにワクチンによる免疫のつきかたには差があります。
ワクチン摂取後免疫が1年も保たない子もいれば、3年以上持続する子や生涯持続する子がいます。
免疫がまだあるのに定期的にワクチンを打つことは過剰摂取になる可能性があり、副作用のリスクもあります。
この過剰摂取を避けるために行う検査がワクチチェックです。
ワクチチェックは血液中のコアワクチンのウイルスに対する抗体を測定する検査です。
抗体が存在すればコアウイルスに対するワクチンは打たないという判定になります。
ワクチチェックのデメリットは
・ワクチンと同等の費用がかかる
・結果が出るのは翌日以降で、ワクチンが必要な場合再来院が必要
・ノンコアワクチンは測定できないため、感染リスクがある場合ワクチンは必要となる
などが挙げられます。
ご興味のある方はお近くの動物病院までお問い合わせください。
執筆担当:
獣医師 三浦 篤史
東京都中野区江古田4-37-4 TEL:03-5942-5855
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